つぎにプロの推薦が必要だ。これは、日本将棋連盟が認めた全国にある将棋教室の、講師兼プロの推薦で有る。一応、カズが通っているえんだい将棋教室にもそれらの先生がいる。まあ、本筋から言うと、千葉県の京葉地区は、船橋にある所司和晴7段の将棋教室が本筋かもしれない。
と言うのも、所司門下には、若冠二十歳にして竜王を獲得し、防衛した渡辺 明竜王と最近めきめき頭角を現してきた松本 歩6段がいる。特に渡辺竜王は、ビックマウスで、30後半にさしかかっている羽生世代を公然とこき下ろしていることでも有名。つまり生意気なのだ。次世代の棋士を輩出しているので、所司門下はやはり、奨励会に入る近道と言える。
さあ、君が4段相当の棋力を付け、プロの推薦も取り付けたとしよう。しかし、これだけでは、まだ奨励会には入れない。次に必要なのは、お金です。これがつまり、上納金システムと思われる筋の話なのでが、まずは入会金が25万円必要。それから、50万円ほどのお金を納める。締めて75万円也!