シスターの意外な一面を垣間見たような気分です。94年のアメリカワールドカップは、まさにロベルト・バッジオの大会だったね。優勝したブラジルの天才ストライカー、ロマーリオとベベットは、史上最強のツーットップっていわれてたけど2個いちと言う感じが否めなかった。優勝こそ逃がしたものの,PK戦までもつれ込んだ決勝戦最後のキッカーで、それを外したバッジオこそが悲劇のヒーローだった。その後のセリエAで、ACミランに入るのだけれど、イタリア代表だったときからずーっとバッジオの背番号だった10も、サビセビッチの加入で、18に変わってしまった。当時会社のチームで、私の背番号も18だったから嬉しかった。ちなみにユニホームの柄も、同じロッソ・ネロだった。しかし、サビセビッチは、本国のナショナルチーム代表の時には、8を付けていたから、本来は8の方が愛着もあったろうに、10を付けたのは、エースに10を付けるイタリアのしきたりに習ったのかもしれない。このとき、バッジオは、自分の生まれた日が18だからと言っていたと思う。しかし、この二人が、ピッチにでてくると本当面白かったね。ここで、コンビネーションで1-2パス決めれば、絶対にゴールだって場面でも、絶対パスださなかったね。お互い、自分で持ち込んで、フィニッシュしていた。日本人には、考えにくい展開だったね。日本代表選手もかくあるべしと思う反面、やっぱチームプレーも大事だよなと、収まってしまう自分がつまらない。