今日25日は、サッカー欧州CLの決勝戦だ。欧州のクラブチームNo1を決める1戦だ。ACミランは、カカ、ピルロ、シェフチェンコ、クレスポ、カフー等レアル・マドリードに劣らぬスター選手を抱えている。一方、リバプールは、ジェラードぐらいしか私は知らない。
一次リーグの戦い方も楽々通過のACミランに対して、リバプールは、3勝1敗2分とぎりぎりで勝ち上がりと差がある。「我々は常に、この大会の覇権を争ってきた」というACミランアンチェロッティ監督のコメントに対しても、リバプール・ベニテス監督は、「ミランは強いが、勝てる可能性はある」と控えめ。
ACミランは、赤黒の縦縞いわゆるロッソ・ネロのユニホームがあまりにも有名。対するリバプールは、やはり赤がチームカラーだ。これは、同じリバプール市内にあるサッカーチーム、エバートンが青で、その赤と青からビートルズの赤盤青盤も由来すると,LPのライナーノーツに書いてあったのを思い出す。
双方とも、ホームでのユニホームの色は、赤。リバプールが、久しぶり(20年ぶり)での大舞台に赤のユニホーム着用を求めると,ACミランはあっさりと応じたと言うところも余裕が感じられる。
ACミランは、昔からトヨタカップで、何度も国立競技場に来ているからなじみも深い。96年アメリカワールドカップの悲劇のヒーロー、ロベルト・バッジオもかつて在籍していた。(たしか、ブリジストンの自転車アルベルトとかいうチェ-ンの代わりにベルトドライブになっている自転車のcmにもロベルト・バッジオは、縦縞のユニホームを着てでていた)その時は、サビセビッチもいていつになく私も真剣にACミランを応援した時期があったが、この両雄がピッチ上でチームプレーをしている場面を見ることはほとんどなかった。仲が悪かったのだろうか。
リバプールは、ジェラードが攻守の要で、ずば抜けた能力は、移籍金60億の値が付いたとも言う。ACミランのスター選手揃いに比べれば、ジェラード以外地味な選手のおおいリバプールではあるが、頑張ってほしい。ビートルズファンとしては、リバプールと聞くと背骨がしゃきっと反応してしまう。BGMは、ヘルタースケルターが鳴り響く。あるいは、「死無のは奴らだ」かもしれない。リンゴ・スターもポールも応援に駆けつけると言ったら盛り上がるだろうな。決勝の舞台は、コンスタンチノープルだ。もう後少しでキックオフである。サッカーファンならずとも、ビートルズファンならば、この試合見逃せませんぞぉ。