祝!山の日。 富士2/5湖 キャンプ(Camp at the Lake shouji and the Lake saiko in the Mt.Fuji 2/5)言い回しがあっているかはともかく、そんな気分でキャンプに行ってきた。
8/11は今年から、「山の日」自分的には、千葉に住んでいるもんで、「山の日」には、縁が遠いと云うか、休みにしてもらってありがとうという感じ。しかしながら、わが社は、工場という関係もあって、生憎、「山の日」は、休みではなく、翌々日の土曜日から1週間がお休み。
まぁ、世間では休みなわけで、一緒に行く友人とも調整し、何とか、翌12日を1日休みをもらうことにして、11日の夜出発で行く行程と相成った。
目指すは、富士五湖のうちの2湖。まずは精進湖。
友人が、今年、車中泊の旅に嵌まっていて、一度行ってよかったと云うことで今回の目的地の一つとなった。
何しろ、正面に富士山が見えつつ、湖畔は、休憩程度に車を止めるならば、無料だという。眺めも良ければ、キャンプもできる絶景地。まさに山の日の宿泊にはもってこいの場所。一応、今回は、観光協会に事前連絡し、夜到着後のテント張りを許可いただいている。
千葉を夕方19:30に出発。現地着は22:45。 テントというか、雄鹿大将(CAPTAIN STAG)の簡易タープを5分で張り、簡易ベットに寝袋で就寝。 ベルセウス流星群が見えるとのことだったが、生憎の小雨模様。つべこべ云わずに、就寝系と相成った。
よく朝起きて、正面には、どぉーんと富士山が見えるを期待して床についたはいいが、半袖Tシャツ一枚では、寝袋の温もりをもってしても、明け方には寒くて目が覚めた。早くも連れの友人は、起床している模様。相変わらずの小雨模様なので、こっちはふて寝ならぬ2度寝を決め込むことにする。
とは云いつつも、せっかく来たのだし、早めに起床。6時過ぎには、パンとベーコンの軽い朝食を摂り、周辺の散策をしながら移動。樹海を見渡せるという紅葉台に行く。我がポンコツMPVに鞭打って、坂道を登ると、一面樹海が広がる展望台にでる。入場料を¥50まけてもらい¥100で親父の説明を聞いてから高台に昇る。生憎の曇り空で、周辺は霞んでおり、富士山はみえないが、広大な樹海は見渡せる。
昭和のころは、大繁盛したであろうこの展望台も、その栄華の面影を残しつつもどこかわびしい佇まい感が拭えない。再び坂道を下り、河口湖方面に向かう。食材を仕入れて、早めに次のキャンプ地へ向かうことにする。
2日目のキャンプ地は、西湖ノーム。
昼過ぎは到着し、タープを張り、軽く昼食をとる。昼食は、素麺。先ほど、道の駅鳴沢で富士山の湧水を仕入れた。(無料)その湧水で、面をゆで、面を冷やし、梅雨でいただくと、これがまた格別。ゆるつるっとした麺に、富士山の湧水が相まってのど越しも西湖ならぬ最高!
しばしの休息。その後、テントを張り、寝床の準備を経て、さっそく夕飯の仕込みに入る。連れの友人が、燻製をやると準備してきた。ほほう、キャンプならではの趣向。少し時間をかけて燻すのに、午後はたっぷり時間がある。
この時間を利用して、もう一つのメニューであるキャンプ定番のカレーを仕込むことにをする。じゃがいもは、ピーラーで剥き、にんじんは桜の形に切るのが我々中年オヤジカレーのこれも定番!
さて、今回の目的は、友人の燻製と、わだすも負けじと、用意してきた丸太と斧でスウェーディッシュ・トーチに挑戦。先日庭の木をこの斧で、切り倒し、腰痛とともに練習は終えてきた。
さて、本番はいかがか。気分的には、荒野の7人に出てくるチャールズ・ブロンソンをイメージしている。というのも、今を去ること27年ほど前は、さつきが丘フィールズなる集団が存在し、いつも7人で行動を共にしていた。年1でこの西湖にも来ており、その頃は、ノームもレイクサイドと名乗っていた。
今から思うととても懐かしい。いずれはまた、当時の7人でここに来たいと、何時も西湖に来ると思う。
さて、同じ7人つながりで荒野の7人だが、我々と重ね合わせてみると面白い。自分がどのキャラクターなのかを重ね合わせるとより趣がある。と思ふ。自分的にはスチーブ・マックイーンが好きなのだが、子供がいっぱいいる身の上からすると、チャールズブロンソンの子供にやさしい雰囲気も捨てがたい。ってことで、このキャラクターで行くことにとりあえずは決めてみる。
するとやはり、斧で薪を切ることが必然的にその役割となる。ゆえにスウェーディッシュ・トーチを作ろうと相成ったわけだ。どうも話がまどろっしくてすまない。
ちなみに、我が相棒の友人は、リーダーシップが強いし、責任感も強い。何よりも髪型が一番似ているユル・ブリンナーしか当てはまるキャラクターはない。・・・チコはだれか、ジェームズ・コバーンはだれか、話の展開は尽きないが、今回はここまでとしておく。
ぇっ、何でぇ?と思われるかも知れないが、残り5人分もキャラクターの特性を考えるのも面倒だし、カレーも煮詰まっちゃうし、それぞれに各々が考えればいいことで、私が知ったことではない。とりあえずブロンソンだけ私が確保できていれば、それでよいのだ。
さて、薪割りのほうだが、練習用に4本持ってきた丸太のうち2本を費やし何とか練習終了で、本番。均等に4分割にはならなかったもののなんとか納得のできる形になる。さて次はこれを、どう燃やすかが勝負。4分割にした丸太は、座りが悪い。you yube で見るときちんと自立しているが、今我が目の前にあるそれは自立しないゆとり教育の歪のようだ。
連れの友人が、針金かなんかで縛ったらと、いう的を得たアドバイスが飛んでくる。付近を散策して、それらしきものは落ちてないか歩くこと2,3歩。なんと理想的な形をした衣文掛け・・・いわゆるハンガー発見。こいつで結わき付ければ。、我が自立しないゆとり教育的時代の寵児も自立できるに違いない。
まぁ何とか薪割りのほうも形になったので、祝杯のビールを上げて、ディナーへと移る。時の移ろいは早いものだ。ここまで、ノンアルコールで来れた自分も褒めたい。なんとか、向う脛を斧でやらずに済んだこともめでたい。
この後は、チューハイ、バーボンをやりながら火を見つめてまったりと時を過ごす。夜は冷こむ。焚火の炎で暖を摂りつつ、静かに夜も更けてゆくのであった。