遅ればせながら、今年のGWはキャンプでしたね。GW中、仕事の方もいただろう。ボランティアで東北地方に行かれた方々も多数いらっしゃると聞いている。そんな中では有るが、キャンプに行ってしもうた。
テーマは、忘れかけていた自分を見つめ直そう。日々の喧騒から離れて、自然に帰ろう!だ。
先日友達が、ハートをつなごう と言う番組に出ていた。同級生であるから、おいらと同じ50歳。子育てと言うには、少々歳は行っているが、真面目に子供と向き合っている父親としては、なかなかどうしてがんばっているのだ。
で、自分はと言えば、女房子供を家に残し、友達とキャンプに来ているとですたい。ばってん、気持ちのよかところで、小鳥のさえずりは聞こえるは、カエルの合唱は聞こえるは、中年オヤジのギターは奏でるはで、呑気なもんですわ。
そう言えば、この近所に紀文の工場が有ったのを見かけたのも、今はもう昔。セブンイレブンで良い気分ならぬ、デイリーストアーの親爺がご機嫌な親爺で、このキャンプ場を見つけてくれたとです。
で、夜は肉を焼き、酒を飲み、ギターを弾き、語らい。朝は、近所をジョギングしパンを焼き、コーシーを飲み、ギターを奏で滑り台を滑る。っっって?そう、そう近辺には、フィールドアスレチック施設があり、その中に長い滑り台が有ったと。で、昼間は、人がいっぱいいて中年オヤジが滑り台滑るのも何なので、早起きして行ったのだ。
でも、この滑り台が曲者でさぁ、けつの接地面が、コロコン式のローラーになっている。この凸凹が、まだ朝飯前のおいらを悩ませたのだった。腹はぐーぐー鳴るわ、けつはびんびいんくるわぁでさぁ、よか気持ちとはほど遠い。
日頃は、生産現場のラインで、なんでもコロコンにワークを乗せて流しているが、この時ばかりは、ワークさんたちの気持ちが身に染みて解ったと言うものだね。ってわけで、おいらも人間であるよりも、日頃コロンを流れるワークのように、一部品化して人生と言う行く川の流れの如く、流されしかも元の水に有らず的存在感で生きて行けたなら、さぞかし幸せ者だろうと、朝コーシーしながら哲学していたりもした。
で、自分って何であるかって答えは見つからず、キャンプを終えて、街に帰ったのであった。